武富士と過払い金

ご存知のように、消費者金融大手の武富士が会社更生法の適用を申請し、事実上倒産しました。あれだけ栄華を極めた武富士でもつぶれることがあるとは、よほど消費者金融業界は厳しいのだろうということが推測できます。武富士以外にも、銀行系のアットローンがプロミスと合併、DCキャッシュワンがアコムと合併するなど、業界全体の整理縮小傾向はまだまだ続きそうです。
ここでひとつ、疑問が生まれます。今は過払い金の請求が活発に行われていますが、武富士のように請求先の貸金業者がつぶれてしまった場合はどうなるのでしょう?
その答えを暗示しているのが、それよりも先に経営破綻したロプロの事例です。ロプロというのはかつて「日栄」という屋号で貸金業を営んでいた商工ローン業者で、「肝臓売れ!」という強引な取り立ての電話がマスコミに公開されて大問題になったという"前科"を持つ業者です。
ロプロが経営破綻をして、過払い金に関しては5%から10%ほどを上限に返還するという事態になり、多くの元利用者が泣き寝入りを余儀なくされました。
今回の武富士についても、同様の事態になることが予想されます。それでも取れないよりはマシということで、現在は過払い金があると思われる人に通知が出されていて、2月末に期限がくる届出の作業が進められています。
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